そしてあっという間に一週間が過ぎ、体育祭当日となった。




「今日は待ちに待った、体育祭当日だ。 ………野郎ども、準備はいいか!?!?」


「「「「「うおおぉぉぉぉぉおおぉぉーーーッッッ!!!!!」」」」」


俺達の水色連合の団長、尾崎修護先輩の声と共に野獣のような叫び声がグランドに響き渡る。


「死ぬ気で戦え!!俺からは以上だ!!!!」


その言葉に雄叫びがまたも上がる。


熱い…熱いけどついのってしまう俺がそこにいた。




「華鈴、やる気満々だね~」


凪がトコトコと俺の方に向かって歩いてくる。


「当たり前だろ! やるからには勝たねぇとだろ」




それを聞くと凪は笑いだした。


「そうだね!勝って一緒に温泉入ろうね!!」


「あぁ!!」




俺はそれに大きく頷いた。




さぁ、暴れるとするか!