「何でお前そんな楽しそうなんだよ!?」
「だって私水城のこと正直言うと、嫌いなんだもん!華鈴が殴った時『違うのに!』っていう気持ちと『いい気味♪』という気持ちが両方あったっていうか…ね♡」
「本性出てるぞ~ドス黒本性が」
凪はキレるととにかく黒くなる。
もともと天然だけど、黒い。
二重人格って奴?
「いいじゃん!2人だけなんだし~……それにいつも言ってるけどこれ本性じゃない!!」
ニコッて笑って寄っかかってくるように、甘えたは変わらない。
「あーぁ……明日が憂鬱」
「ま、がんばれ~」
不意に立ち上がると凪が手を出す。
掴んで立たせると手をつないだまま、ゆっくりと階段を降りていった。


