「……何で分かった?」 「あの公園さ、近所の子も知らないぐらい入り組んだ場所にあってさ、結構……というか知らない子ばかりで、あそこに人がいること自体珍しいことなんだよね」 その説明に納得した顔を見せる水城君。 「華鈴から昨日会ったこと聞いたんだ?」 「今朝聞いたばかり」 水城君はなるほどね。と呟いて口を閉じた。 「そんなことより、私聞きたいことがあるんだよね」 「奇遇だな。俺もだ」 不敵な笑みを浮かべる水城君を見据えながら口を開く。 「何で9年前華鈴のことを裏切ったの?」