(今日、部活があるんだがな……) 数秒悩んだあげく、部長に 『すいませんが今日部活遅れます』 とメールを送っておいた。 たく、めんどくせぇな……。 溜め息をついてメモをもう一度眺める。 一体何を話そうとしているのかこのメモの感じからは全くよめない。 メモから顔をあげ、赤澤に視線を移す。 前の方に座っている彼女の顔は、俺の席からでは当然見ることが出来ない。 それなのに目が合った。 あり得ないはずなのに。 なのにその瞳は俺をしっかりととらえていた。