「その公園ってさ、華鈴が昔よく遊んでたっていう団地近くの公園?」 凪が尋ねると、華鈴は驚いた。 「言ったことあったけ!?」 「うん。小さい頃に教えてくれたよ」 「あっれ~?覚えがねぇや」 「確かに言ってたよ、一緒に遊ぶ男の子の話しも」 「マジで!?え~………全く覚えて………あら?…1度だけ話したことがあるのは覚えてるわ」 「だから言ったじゃん!」