「公園に立ち寄ったら偶然水城に会ってさ……話してたら何時の間にか時間が…」 「水城君にあったの??」 「あぁ」 驚いて尋ねると何事もないかのように答える華鈴。 (ふぅん………水城君が………) 急に黙り込んでしまった私を見て心配そうな顔をする華鈴。 慌てていつもの顔に戻すと華鈴は笑顔になった。 それを確認してから前を見る。 微かに芽生えた疑問を心に感じながら。