正直驚いた。 「全く可愛げがないな、あいつ」 「そんなのここにきた時からずっと分かってただろ」 「そりゃ、そうなんですけどね……」 一度くらい噛んでくれた方が可愛げがあるんだがな。 結局矢川は一つも失敗することなくやりきった。 「ホント、可愛げがねぇな」 「金の卵なんだ、大事にしてやれよ」 「はいはい」 そんなこと言われなくても分かってますよー。 ━━━━━・・・・・