「今日はありがとねぇ~!楽しかったよ」 「俺も楽しかったよ。………でも暫くケーキは見たくないな…」 俺がゲンナリして言うと凪は思い切り笑った。 結局凪は30個近く平らげたところで、タイムアップになってしまった。 いや、むしろタイムアップになってくれてよかった。 あれ以上は俺が我慢出来ない。 「じゃあな!また明日」 「ばいば~い」 俺は凪を家に送り届けると自分の家に向かって歩き出した。