「あ! あそこ美味しいって評判のクレープだ」 「あれ食べたい?」 「うん!」 いいお返事で。 もう一度周りを確認する。 (結構走ったし…こんなとこまで来れないだろ) 「じゃあ、奢ってやるよ」 そこで少し待ってろとベンチに残して店へ走る。 ————あいつの影が迫っていたことに気付かずに…。