「華鈴おっはよ~」






肩が叩かれた衝撃で振り向くと凪が立っていた。






いつもならおはよ、と返すところが今日は違った。






「髪…切ったの?」



「あ、これ?」





凪は自分の髪を掴むと邪魔だったから~とはにかんで笑う。