運が悪かったのはその女の子がたまたまクラスのリーダー格だったということ。
“華鈴ってああ見えて男好きなんだよ”
今思えばそんなセリフどこで覚えてきたんだよ?言えるようなもの。
『ませてんな~』と笑い飛ばせるようなもの。
だけど、それは好きな子がいる女子にとってはかなり問題で、
そういう噂が俺の耳に届いた時は女子たち全員から無視されていた。
そうなると俺にいる友達は男子だけだから今まで以上に男子とつるんで、女の子達が更にキレて陰湿な虐めが始まって…………。
というように悪循環が続いた。
その虐めはいつの間にか収まってたが、
そのせいで俺は普通の女子でいられなくなった。
女の子達が嫉妬しないように男の子を演じ続けた。


