「何してるんですか? ……先生」 俺らの担任だった。 先生がそん中に入っていたのは水城にも予想外だったようで、目を丸くして先生を見ていた。 「ちえっ! 他の子達は結構驚いてくれたのに~」 やっぱり、矢川さんじゃムリね。 そう笑った先生に苦笑する。 心拍数が大変なことになってます。とは言わない。 「それが、景品だから。 他の子達もこの先の砂浜で花火してるわよ~」 よいしょと箱から出た先生はそのまま歩いて行った。 「マイペースだな……」 「いや、あれ、マイペースすぎるだろ!」