「……どうしたんだよ?」 振り向いた水城に声をかける。 「……今、無性にムカついた」 「なにゆえ?」 水城に腕を掴まれるとぐいっと引っ張られる。 「急になんだよ!?」 「いや、あれの中身引いてもらおうと思ってさ」 ニッコリと王子様スマイルで指差すのは、例の箱。 ……いやな予感しかいたしません。 「…拒否権は?」 「華鈴の弱点ばら撒くぞ」 箱に直行する。