「イタタタ……」 痛む腰を押さえながら立ち上がる。 「何だ? あの箱」 「景品が入ってるらしい」 俺が指差した箱を見ながら、水城は淡々と告げた。 近付いてみると結構デカいことが分かる。 「ていうか、いつの間にもとの道に戻ってきたんだ?」 「お前が寝てる間に」 申し訳なさからうっと言葉がつまる。 そして、今頃になって気付く。 (なんか水城、結構機嫌悪い………?)