華鈴はグッと腕に力を入れるが確かに足には力が入っていない。
「どんだけ、驚いてんだよww」
「しょ、しょうがないだろ……!」
俺は、くくっと笑うと華鈴に蝋燭を渡す。
「何で、これ?」
「いいから持ってろ」
言うなり、俺は華鈴の腕を引いて背中に華鈴を乗せた。
「お、降ろせよ!」
「いいのか? こんなところで降ろして」
周りを見てみ?と促す。
「こんな暗くて、しかも、幽霊がいるかもしれない場所で、1人取り残されてもお前大丈夫なのか??」
「絶対に、無理無理無理!!」
「だったら大人しくおぶされてろ」
「…………………………………はい」
すっごい納得のいってない返事だった。


