外に出た時俺らの部屋が一番最後だったのか、いきなり箱を突き出され無理矢理紙を引かされた。 まだ、開くなということで、中に何が書かれているかは知らない。 というか、何をするかもまだ聞いていない。 「おい、これから何やるんだよ?」 「まだ、秘密だ」 グフフと気持ちの悪い笑みを披露した輝は紙を開いていいぞー!と叫んだ。 開くと『19』の文字が。 「凪は?」 「『5』」 全然違うな。 「ほんと、何すんだか…………」 とつぶやいた時、輝が叫んだ。