その歓声に輝君の顔も引き締まる。




(真剣な顔してればかっこいいのにねぇ~)




素直な感想を心の中で言う。




実際顔立ちは整ってると思う。


だけど、いつも纏ってるおバカな空気がそれを相殺してしまってる。




だけど、これを教えてあげることは一生無いだろう。


だって、バカなところが輝君のいいところだもんね←





そっからの試合はかなり白熱したものとなった。




なんか、当初の目的を誰もが忘れてる気がする。




「……ま、いっか」




4人ともあんなにイキイキしてるんだもん。


この際、始めた動機は不純でもなんでもいいよねー。