想像はしてたけど…



予想以上にみんな上手い。




「「「華鈴、カッコいいーーっ!!!」」」




その声に先制点をとった華鈴は笑顔で答える。




その笑顔に逆ナンの女の子達の頬が染まる。




どうやら、さっきは敵——女子として受けとられたからあんな無粋な態度を取られたらしい。


しかし、今は違う。


女子は気付いたのだろう。




目の前にいた華鈴のかっこよさに。




きっと、みんな華鈴に一目惚れだ。