本気でキスされる!と思った時、ふっと華鈴は離れた。
「冗談w」
それでからかわれたのだと気が付く。
「華鈴のバカァーーーッ!!!」
「え、チョッ!待てって…………ギャーー!!」
私は華鈴の下腹部に向かってドロップキックを食らわすと、そのままの勢いで海の中に落ちた。
私が顔を海面に出した後、続いて華鈴も顔を出す。
「結局、ずぶ濡れかー」
「隼人君怒るかな~?」
急に心配になって華鈴に尋ねる。
「怒りはしねぇけど、ただなぁ………」
「なに?」
「ん? いや、こっちの話」
華鈴は苦笑した後、その件については何も教えてくれなかった。


