「凪は何がいいと思う?」 「何か奢らせるってのはどう?」 「おっ、その案いただき!」 指をパチンと鳴らして頷く。 「2人もこれでいいよな~?」 「いいんじゃねーか」 「OKー!」 俺は男2人を盗み見して、内心で笑う。 俺に勝負を挑んだのが運の尽きだ。 「勝負だ! 矢川!!」 「絶対に奢らしてやるよ」 さぁ、 ゲームスタートだ。