「だから………水城君もごめんね?」
そこまで言われてあちゃーと心の中で顔を押さえる。
勘違いしちゃってるじゃん。
俺が完璧悪いのに。
「………赤澤のせいじゃないよ。こいつもたぶんそう思ってる」
とりあえず、俺の思ったことを素直に口に出した。
華鈴は赤澤のせいにする奴ではないって分かってるから。
「でも………」
また何か言おうとしたので俺は無理矢理言葉をかぶせた。
「お前のせいじゃない。絶対に」
断言すると、何か言いたげな顔をしつつも黙り込んだ。
そしてそれは保健室のベッドに華鈴を寝かせるまで続いた。


