《華鈴side》
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「………お前ってホントすげぇな」
「褒めても何も出ねぇよ」
「いや、冗談抜きで」
水城は病院のベッドの上に寝転びながらそんなことを言い出した。
水城の肩は全治するのに1ヶ月程かかってしまうが、後遺症は無いだろうとのことだった。
水城が怪我する原因を作った俺としては胸にずっとあった重りがいくらかなくなり、安堵したというか何と言うか………まぁ、そんな感じだ。
あの後見事に警察を騙し通した俺らは警察にとても感謝された。
若干これで良かったのか……?とか思ったが、気にしないことにした。


