「さっき少し見てたら手が軽く震えてたし、目もイってる感じだった」 「だとしても何でそれで大丈夫になるんだよ?」 輝がよく分からないといった様子で言う。 「それだったらイロイロと誤魔化せんだよ」 そこまで言った華鈴の顔は何か思いついたような企んだような顔をしていた。 「説明は後でするから、とりあえず電話していいか?水城の傷も心配だし」 あー………なんか痛くねぇからすっかり忘れてたわ。 了解と2人で言う前に華鈴は携帯を耳に当てていた。 (聞いた意味あったのか……?)