手当り次第に部屋の中を確認していくがいるのは騒いでいるグループばかりで、凪の姿は見当たらない。
ついでにトイレも確認するが、男子トイレと女子トイレのどちらにもいなかった(この緊急事態に常識なんて知るか!)。
下の階は既に調べつくしたがいない。
……ということは、
「上か!!」
ダッシュで階段に向かう。
俺はハズレかよ!
荒々しく舌打ちをしながら二段抜かしで駆け上がる。
隼人達がもう見つけてくれていればいいのだが……。
ついでにただの迷子でいてくれれば良いのだが…………前にあったことを考えるとそうもいかないだろう。
「無事でいてくれ……!」
そう願いながら上の階へ向かった。


