8人くらい居る女の子の中心に私は居た。 「零音の家っておっきいよねぇ〜」 「ほーんと、羨ましい!」 「お兄さんも楓斗くんも格好いいしぃ」 そんな彼女たちの会話に 私はただ、はにかむ事しかできない。 だんだんと息苦しくなってくる身体 手の震えを隠し、明るく振る舞う。 だって 嫌われたくないから