兄と私と弟と。









一歩ずつ震える足で近寄る。






懐かしいその顔を見つめる。




「あ‥‥‥‥」




嘘だろ





まさか‥まだ‥‥





零音があの時選んだピアス




まだ付いてる‥‥。














胸がいっぱいになった。