兄と私と弟と。














「‥‥‥‥‥え????」












アイシテル?


誰が?


誰を?






刹那、首筋に痛みが走った






「痛ぁ‥‥」







楓斗は這うように

私の首筋に


愛の証を


つけていた。






「‥‥‥なに?なに‥‥?????」






やめて


やめてよ


ダメ


嫌だ




ヤダよ‥‥







「零音‥ちゃんとご飯、食べてる?」







ママみたいじゃん


なによ


なんなの?