楓斗がそう言った瞬間 なにかが私を 縛り付けたような気がした。 「ふう‥っ‥と」 初めてだよ 初めて 男の人の温もりを知った 瞬間だった。 楓斗は私を強く抱き締めていたんだ。 嫌じゃない むしろ‥‥‥心地いい 「零音‥‥ ‥‥愛してる」