兄と私と弟と。








飛行機が緩やかに動き出す




私の思い出も儚く終わる



ゆっくりと動いていた飛行機は、だんだんとスピードを上げる。




私たちみたいだ。




スッと上に上がると、




本当に夢じゃないんだって思った。





1%でも夢だって、願ってたのかもしれない。




私ってほんと馬鹿だ。




ねぇ


ねぇ


ねぇ



いつか逢えるかな?



もう逢えないのかな?




離婚がどーいう意味なのか、私はまだ知らない。