兄と私と弟と。








すっごく気まずい‥‥。




金髪になった真の前髪から見える透き通った瞳は誰かに似ていた。





「‥‥よろ」




また無愛想だった。



でも確かに目は反らさなかった。




あのときより一段と‥格好良くなってる。




けどさ、真



キミを見ているとあの人を思い出しちゃうよ。




ねぇ楓斗



私を迎えにきてよ



もうすぐ出発しちゃうよ






真のお父さんが居ないまま私たち4人はゲートをくぐる。






あぁ










もう終わったね。