兄と私と弟と。







「あらぁ〜零音チャン美人になったわね‥!」




真の叔母さんはいつも道理優しくて、美人。



叔母さんの後ろで携帯をイジっている真。



あのときを思い出す。






私‥真とも‥‥‥。



罪のような感覚を身体が覚えていた。





「真、挨拶しなさい」




「ダリィ‥‥」




そう言いながらも前にでてきて私の父親に「ちわ」なんて無愛想な挨拶をしていた。




「ほら、零音チャンにも!」




えっ‥‥‥。