ビクッとしたと思うと、楓斗の手が離れた。 「はい、できた」 「な、なにしたの!!」 楓斗は自分の耳を指差す。 「え‥?」 「ピアス、片方だけお揃いじゃん?」 「!!???」 あぁ、そっか ピアスは左右あわせて2個あるから、1つを私に付けてくれたんだ‥。 「楓斗‥」 1つが繋がる 私と楓斗の何かが 「俺たち、ずっと離れないから」