「零音チャン!おはよう」 聞こえた優しい声 あぁ‥目が熱くなる。 「春美、チャン‥!!」 「零音チャン‥今日は楽しみにしていてね…!」 「‥え?」 なにを? 楽しみにしておくって‥ どーいうこと‥‥? けれど春美チャンは それ以上はなにも言わずに、ただ微笑んでいるだけだった。