「零音ちゃん!‥大丈夫?」





そう言っていつも心配してくれるのは春美ちゃんだった。





「うん!大丈夫だよ、ありがと」





「ぜんぜん!‥でも零音ちゃん、最近上の空って感じだよね‥」





「そ、そうかな?」







春美ちゃんにあの手紙のことは話していなかった。



てか、話せないよ‥


春美ちゃんは春美ちゃんなりに大変なんだし、私事に巻き込めないもん‥‥‥






「無理しないでね?」





「ありがとね」