* * * 楓斗は感じていた。 これが嫌がらせだということ そして‥ その嫌がらせが これで終わらないということを‥‥‥ 「誰の仕業だ‥?」 そう1人で呟く。 ピンと来る人物が 楓斗の頭を駆け巡る。 「アイツ‥か‥‥」 楓斗は焦ったように額に汗をにじませた。