「でもよ、こいつに見られたんだぜ?このままほっといたらせんこうにちくられるぜ」 「そん時は、そん時だ…この子に何かしてもらえばいい」 口ピの人の背後から来た人は、綺麗な金色の髪をしていた。 「拓斗がいうなら、それでいいけどよ…よかったなあんた見逃してくれるってさ」 助かった 本当に、どうしようかと思った。 「あんた、名前は?」 金髪の人が、私に聞いてきた。 「…なんで教えなきゃいけないんですか?」 「一応な、ちくられたれ、すぐお前のとこいてしばけるように知っておく」