大嫌い…。



しまった…
走ろうと思った時にはもう遅くて



「何してんのかな?お嬢さん?」



目の前には、口にピアスを開けた男が立っていた



「いや…その…」



「お前、今見たよな?」



「な、なにをですか?」



「はぁ?とぼけてんじゃねぇぞ!!」



ひやぁ~!!怖い怖い!!
誰か助けてよ!!



「龍、やめろ…お前の顔怖いんだよ」