memory of heart

「何が運命よ。バカバカしい。運命なんて信じてないし恋愛なんか興味ないし」

咄嗟に出た言葉がこれだった。

「え…」

「なつは…」

晴香の寂しそうな声にはっとする。

やばい…。今のは言いすぎたかも

でももう遅かった

すでに空気が冷たくなっていた。私はこれが嫌い。私の一言で空気が重くなること。

どうして人間は言葉や行動でその場の雰囲気を変えることができるのだろう。

どうして人間は言葉だけで誰かを傷つけることができるのだろう・・・