「さて、では空腹感極まった湊のためにバイキングに赴きますか」 「なんでそう嫌な言い方をするかな! 美味しい料理がなくなってたらバイキングなのに悲しいでしょうが!」 「残念ながら現在ホテルの泊まり客は6人だ。 バイキングが壊滅することはまずないのだよ」 「あーそうですかそうですか!」 口では適わないので腰を一発蹴ってやる。 刑事だからか何なのか、特にダメージはないらしく睨まれるだけで終わってしまった。