「波留くんっ お願い今日だけは一緒に帰ろう?」 波留くんは私の言葉に驚きながらも、そのあとすぐに申し訳なさそうな顔をして、 「ごめん、今日だけは無理だわ」 その言葉を聞いた後私は すぐに手を離して 「そ、そーだよね。 一回断ったのに、二回も断らせちゃってごめんね。」 「いや、俺こそごめん。んじゃ急ぐから、じゃあな」 と波留くんは行ってしまった