「おーい、はづ また考え事?」 波留の声だった 私は目の前に来たのが波留くんだとわかると 急に体が熱くなるのがわかった 「は、波留くん!?びっくりした〜」 「何、お前顔赤くしてんの?熱でもあるんじゃね?」 そういったかと思うと、 波留くんは心配そうな顔をして 私の方にかがんで額に手を当ててきた 「はっ波留くん!?」