「そこに倒れていた。気を失ってるみたいだ・・・つれて帰る」 いつもなら、こういう少女は処置をしてその場に置き去りにしておくがなぜかこの時俺は、そんな事をしたくなかった・・・この少女が欲しいと思った 「陛下、それはなりません。どこの誰かも分からないものを城にお連れするのは・・・・・」 「そんなこと関係ない。俺が気に入ったんだ。こいつは連れてかえる」 そういって少女を抱えて馬車に乗り込んだ