私の名前は千代子!
高校一年生!

(今から終業式があるの!
体育館に行ってきま‐す★)

『ピーッ整列しろ‐』
先生は笛を噴いて喋った


『もうッ先生ったら
煩いんだからっ』

千代子は言った。

(あ!私の斜め前に居る
人カッコいい!まさしく
私好みっ)

千代子は思った。


ちょんちょん
千代子は斜め前の人
にちょんちょんした。

『え?』
斜め前の男は言った。

『私,千代子!ごめんね。
座ったときお尻でメガ
ネ踏んじゃった..』

千代子は壊れた
メガネを渡した。

『全然いいよ!僕は知久。
僕はメガネ屋さんだか
ら大丈夫だよっ』

知久は言った。

『優しいのね!知久くん
ってカッコいいのにス
テキなのねっ!!』

千代子は言った

『コラ‐!千代子と知久
お話をするなっ!今は校
長先生の話の途中なん
だぞっ!他の人の迷惑に
なるんだぞっ!静かにし
ないとだめですっ!』

学校で一番怖い
先生が言った。

『キャ‐!やっぱりあの
先生怖ぃね..ねっ!知久
くん!』

千代子が言った。

『僕は男だから怖くなぃ
さっ!千代子ちゃんはまだ
まだだねっ』

知久がドヤ顔で言った

『ふんっ知久くんの
意地悪!ふんっ』
千代子はほっぺたを赤く
して膨らませながら鼻息
を荒くした。


こうして終業式は
終わりをつげた