「何…喧嘩してんだろ…私ったら…。」

自分の部屋でベッドの上に寝転びながら、私は物思いにふけっていた。

その時、机の上のノートがめくれ、シャーペンが動き始めた。

こんな事をするのは陽ちゃんだけだろ…。
起き上がって、ノートを覗き込んだ。


「えっ…。」
Σ(゚ロ゚ノ)ノ

そこには、

『まー君の霊能力は限りなく0に近いけど、0ではないからね。悪霊に狙われないように、気をつけていこうね。』

と書かれていたのだ。