「そうだね…。でも、まー君の落ち込みは、秋絵ちゃんの霊を助けれなかった事だけでは…。」

珍しく、陽ちゃんが、ちょっとばつが悪そうな言い方をしてきた。


うん…わかってる
(TωT)
あの落ち込みの奥にあるもの…それは…。

「護君の心の中には…、まだ陽ちゃんがいるのよね…。だから、同じ“あき”ちゃんの秋絵ちゃんを助けれなかった事を…。」

私は認めたくない事を口にした。