「ダメだって…。死んじゃうよ…。」

「ちっ、気付いたか…。せっかく私の物にできたのに…。」

えっ〜〜〜〜!?

あのぉ……………。

本気ですかぁ?

やはり、元カノ的には不満ありなの?

「そんなわけないでしょ?仮にも守護霊だよ。」

陽ちゃんの声がして、
私はホッとしたのだった。
でも………………。

「信じていいんだよね。」

と、聞かずにはいられなかった。



ーー1話 フィアンセの元カノ  終わりーー