屋上へ出る扉の前で、私と護君は息を潜めて外の様子をうかがっていた。

「走って…いるな…。」

屋上を誰かが走っている音がするの。

私達がいる扉のカギはかかっているのに…。

「誰かに閉め出された…のかな?」
(^_^;)

私は力無く笑ってみせた。