死の使い方Ⅱ-W/z 4 U-

「ナオちゃん?時間は?」


ナオヒロは腕時計を見て、
「まだ、大丈夫」
と、笑った。

「そうだ、カエデ」
ナオヒロがバックの中から何かを取り出し、これ…。と言って私に手渡した。