「は!? 協力していた!?」
「あぁ。実は俺ら、倉庫に予定よりかなりはやくついたんだよ」
「時間まで待ってたら、蝶竜が来て」
「蝶華が萌奈ちゃんだってこと知って」
「だったら協力しねぇ?って、あっちの総長に提案されたんだよ」
「たぶんあいつなら、人にバラされるくらいなら、自分からバラすタイプだろうから。って」
「どのみち俺らじゃ、勝ち目なかったし、丁度よかったんだよ」
「萌奈も、びっくりなほど蝶竜総長の言ってた通りに動いていて、見ていておもしろかったよ」
骸骨の倉庫での戦闘は、
倉庫に来た時点で結果が、
目に見えていたことを、
蝶竜のみんなはもちろん、
黒竜のみんなも、
知っていたことと、
そのときに既に、
あたしが蝶華であることが
知られていたことを、
あたしは知ったのでした
ホントにEND