「ついたぞ」
「ありがとな」
「じゃあ…またな。時々連絡する」
「あぁ。大地に礼言っといてくれ。今度会ったときに、礼をする、と」
「あぁ。じゃあな」
優真のバイクが見えなくなるまで
あたしは手を振り続けた。
それから倉庫に入った。
ーギィー…
恐る恐る入ると中は真っ暗だった。
足を踏み入れた途端……
ーパンっ!!
何かが弾けどぶ音がして、
灯りがついた。
「「おかえりー」」
「…………はいっ?」
明るくなった倉庫。
なぜかご馳走があって、
軽く祝福ムードだった…。
一体何が、起きたんでしょーか。
わけがわかりません。